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医療法人社団則樹会 ひらいデンタルパートナーズ
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小児矯正のセミナーに行ってきました

こんにちは。
ひらいデンタルパートナーズ副院長の平井です。

12月21日に病院をお休みさせていただき、小児矯正のセミナーに参加してきました。
様々な先生方の症例を検討していく会となっており、月に1度開催されています。

多くの症例を見たり、講師の先生の講義を聴いたりと、とても内容の濃い1日となりました。

私もその中で緊張しながらも、発表をさせていただきました。人に伝えるのは難しいなと思いながらも、とても良い経験をさせていただきました。

現在当院で行っている小児矯正とは、大人になって歯並びが悪くなるのを子供のうちから予防する、という目的で行っている矯正です。

そもそも、なぜ歯並びが悪くなるのかというと、顎の大きさと歯の大きさのバランスが崩れることに起因します。土台となる顎の大きさが小さければ、そこに生えてくる歯のスペースがなく、重なって生えたりしてしまうのです。

小児矯正は土台の顎をよくすることで、将来歯並びが悪くなることを予防します。
そして、実は土台の顎の矯正は、成長期である子供のうちでないと難しい矯正となっています。さらにいうと、より効果を期待するのであれば、小学校の低学年から行うことが望ましいとされています。

成長してからの矯正では、顎が小さく、歯の生えるスペースがない場合には歯を抜くことでスペースを作らなければいけません。私も22歳の頃に矯正をしたため、歯を抜かざるを得ませんでした。

近年、日本人の生活環境の変化から、上下共に顎の小さい子供が増えています。
顎が小さいことは歯並びだけでなく、実は全身の健康にも繋がっていることもわかっています。

歯並びの相談は早すぎるということはありません。
顎の大きさは3.4歳でも確認することが可能です。

お子様の将来の歯並び、健康のためにも、一度ご相談にいらしていただければと思います。